【地方公務員志望者必見】技術系公務員のニーズ、転職有利性について元職員が解説!

こんにちは、ルートです!

これから技術系公務員を目指そうとしている方達は、きっとこのような悩みや情報が欲しいと考えていませんか?

悩める人A
悩める人A

建築職と書いてあるけど、設計だけやるのかな?

機械職と電気職って実際にどんな仕事するの?想像できない…

悩める人B
悩める人B

転職したくなった時、公務員の職歴は不利になると聞いたけど

どうなんだろう?

ルート
ルート

そんな疑問は私にお任せ!

インターネットで調べても公務員予備校や各自治体のふんわりした仕事情報しか出てこなく、実際はどのような仕事内容なのかイメージしづらいのが現状です。

また、インターネットや口コミ等でよく聞くことが「公務員は転職時に不利」という言葉です。

本記事では下記内容について出来るだけ具体的&体験した内容を記載してます。

この記事を読んでわかること

✓ 建築職、機械職、電気職の具体的な仕事内容

✓ 転職活動時の企業側の反応や実際にどのぐらい内定をもらえたか

✓ 民間経験が無く、転職もしたことない公務員の末路について考察

これから技術系地方公務員を目指す方、すでに技術系地方公務員で転職を考えている方にとって有益な情報を書いていきますので最後まで読み進めることをおススメします!

✓ 建築職、機械職、電気職の具体的な仕事内容について

✓ 技術系地方公務員は民間企業にとってニーズ、市場価値はあるのか?

✓ 民間経験なし&転職経験なしの地方公務員はこれからヤバい

✓ 「地方公務員=ラク」という幻想

✓ 人生を主体的に生きていこう!

建築職、機械職、電気職の具体的な仕事内容について

技術系各職種の仕事内容はざっくり以下のとおりです。

建築職の仕事内容

・建築確認申請の照会・審査

・公共建築物の改修工事設計・工事監理(営繕(えいぜん)といいます)

・都市計画に関わる地区計画の立案

・土木部での家屋調査及び移転補償額の算出

聞き慣れない仕事内容が多いと思います(;’∀’)

実際、元・電気職である私ですら「都市計画に関わる業務」や「家屋調査と移転補償額算出」と言われても何を根拠資料にどうやってるの?となります。

また自治体によるかもしれませんが、建築職は電気職と機械職に比べて女性が比較的多いです。

そのため建築学科で女性の方は技術系地方公務員になっても比較的安心して働けると思います♪

次に機械職の仕事内容についてです。

機械職の仕事内容

・建築確認申請での省エネ適判審査、昇降機の審査

・公共建築物の改修工事設計・工事監理

・防災関連部署での危機管理マニュアル作成、非常時トイレの配置検討

・土木部での水門管理

機械職の基本的な仕事は公共建築物の給排水管や空調設備系の改修工事や設計、土木系の河川排水に係るポンプの保全が基本になります。

私が技術系公務員になって初めてビックリしたエピソードがあります。

それは改修工事設計のために先輩機械職の人と現場に訪れた時、汚水マス(簡単に言うと排泄物が流れる経路の途中にあるマンホール)を開けて、経路確認のために頭を突っ込んでいたことですね(;^ω^)

見たこともない虫もいるし、あきらかにブツでしょ?っていう固形物が目の前にあるのに「触らないとはいえ、よくこんなところに頭を突っ込めるな~」と思いましたね。

ルート
ルート

この光景を見たときに心底、機械職じゃなくて良かったと思いました

機械職の男女比率は10:0で男性しかいなかったですね(/・ω・)/

続いて、電気職の仕事内容です。

電気職の仕事内容

・建築確認申請での省エネ適判審査、雷保護設備の審査

・公共建築物の改修工事設計・工事監理

・防災関連部署での危機管理マニュアル作成、防災無線の配置検討

・土木部での街路灯保全、公園等の設備管理

私が担当していた電気職の仕事内容をざっくり解説します。

基本的には機械職の仕事内容と似ていますが、電気職は考えることや様々な設備があるため守備範囲がとても広いです。

電気職は主に強電と弱電に設備が分類されていて、その下にさらに細かく〇〇設備という感じで専門知識が細分化されています。

強電の一例は幹線・動力設備、弱電の一例は自火報設備、構内交換設備などですね。

営繕関係の仕事になると施工手順の関係上、電気設備が一番最後に施工することになります。

そのため工期末になると工程遅れのしわ寄せが全て電気工事にくるため、そうならないためにも日ごろから上手な立ち回りが必要になります。

土木系では街路灯の維持・陳情対応が主になります。

陳情とは要するに「うちの前の街路灯が切れてるぞゴルァ(゚д゚)!」や「うちの前の街路灯が明るくて眠れねぇぞor暗くて不安で眠れねぇぞゴルァ(゚д゚)!」です。こうゆうのは理不尽かつ二律背反でどうしようもないですね~

また、機械職にもあったポンプ関係について、制御盤のシーケンスを確認するなどあります。

技術系地方公務員は民間企業にとってニーズ、市場価値はあるのか?

ここまで技術系地方公務員の仕事内容を解説しました。

仕事内容が多岐に渡り、専門知識が得られるため私の転職活動時には電気職においては市場価値は十分にあると感じました。

ただし、役所独自の専門知識(というより根拠のない慣習で設計するなど)ではなく資格取得などに繋がるような専門知識でないと市場価値は見出せないです。

そもそも電気関係の仕事を志望する人が少ないうえに、新卒の大半はメーカーの製品設計に内定してしまうらしく、こういった電気知識を使う民間企業では人の流動性が少ないようです。

後述にも記載するとおりもともと民間企業にいたことも関係するかもしれませんが、一概に「地方公務員だから転職活動時に不利」というのはあまり感じなかったですね。

ただし、事務系地方公務員はどのぐらい市場価値があるのかは不明なためそこには注意してください。

民間経験なし&転職経験なしの地方公務員はこれからヤバい

転職活動を通じて、面接中によく言われたことが「民間経験あるなら、どういう感じなのかとかある程度分かりますよね?」ということでした。

1社だけでなくほぼ全社から言われたため、企業側からしたら民間経験がない30代公務員はリスクが高いと考えている可能性があります。

私自身も地方公務員で働いていた時に感じたことは、「民間経験が全くない新卒ストレートで地方公務員になった人」は基本的に考え方がTHE・お役所でした。

「民間にやらせればいい」、「公務員のほうが立場が上だ」、「お宅の会社が土日返上で頑張ればいいじゃん」というオーラがにじみ出ているため、転職活動時にはそういった考えをなくさない限り面接官に悟られてしまって内定獲得するのは難しいのでは?と思います。

「地方公務員だから完全に安心」と胡坐を組んでいるといざ転職したくなった時には手遅れという可能性もあるため、自分自身の市場価値は常に意識しておくことをおススメします。

現在も地方公務員で転職活動すらしたことない人は自分自身の視野を広げるためにも、転職活動ぐらいはしたほうがいいですよ。

自分自身の市場価値も測れますし、面接という場で自己PRする経験をすることが何よりの財産になります。

「地方公務員=ラク」という幻想

突然ですが、地方公務員を目指している人は「公務員=ラク」だと思っていませんか?

ルート
ルート

そう考えていた時期が、私にもありました…

地方公務員にあって民間企業に無いものといえば、「議会対応」です。

この議会対応のために係長級は全員自席待機となります。定時を超えていてもその日の議会が終わらなければ残業して自席待機する場合もあります。

係長級以上は日々の議員からの質問も大変そうにこなしているのに、さらに議会対応もしている姿を見ていると絶対に係長級になりたくないと思いますよ。

ルート
ルート

更に部課長に恥をかかせないように色々な根回しも大変そうですよ…

また、災害時に避難所開設するなど突発的な対応も求められます。小さい子供がいる?そんなの関係無ぇ!(古い)

地方公務員になって「9時17時のバラ色定時生活だ!」と考えてましたが、日々の仕事はほぼルーティン化しており議員質問に対する過去経緯の洗い出し、地震水害等の災害対応を考えると決して地方公務員はラクではありません。

働いて5年もすれば成長している実感も感じられず、日々の仕事で心がすり減っていく感じがしました。

「情報発信をしたいけど、身バレしたらどうしよう」など自分自身のやりたいことも出来なくなったと気付いた時には「もう限界だな」と思い、転職活動を始めてました。

上記以外にもラクではないことは沢山あります。詳しくは別記事で取り上げます。

人生を主体的に生きていこう!

ここまで読んでいただきありがとうございます。

10年間の地方公務員生活のうち、後半の5年間は本当に苦しい時期でした…

「こんな業務してて意味あるのか?」、「法律違反していないし住民に十分配慮したのに陳情があったからって、すべて私の責任として処理する気か?」など理不尽なことは地方公務員でもあります。

民間企業もその会社によりますが、前の職場と現在の職場である民間企業では上司は報告を受けてなかったとしても部下を見捨てずに一緒に謝ってくれます。

しかし、公務員自体が古い体質のため部下を見捨てる上司が多い傾向です。

ルート
ルート

「そんな報告聞いてないから知らない!」と平然と言われました。(ちなみに報告はしてました)

また、「勤務時間外でも公務員として倫理観が高い行動をしなさい」と法律で定められているため、TwitterなどのSNSを私的利用する際でも世間の目がとても気になります。

何かの発言が意図しない方向に炎上したらどうしようって考えると、日々の生活に緊張感が出てきます。

いまでこそこうやって情報発信出来てますが、当時の心境では怖くて情報発信出来ませんでしたね。

心がすり減ると趣味が楽しくなくなったり、時間があってもボーっとしたりyoutubeを惰性で視聴し続けるなど、人生の貴重な時間を消費しがちになります。

「一度きりの人生、このままでいいのか?」と考えられるうちにしっかり考えて、主体的に行動していくことをおススメします。

心がすり減った状態では何も考えられなくなりますからねぇ~

というわけでこれから公務員を目指す人、現職で転職しようか迷っている人の役に立てたなら幸いです(‘ω’)